実際にやって初めてわかるアートのエキサイティングな体験

こんにちは、高橋若余です。

今日は、アート活動のエキサイティングな喜びと、それが自分を知るということにどう繋がってくるのか、わたしの気づきを書いていきます。

each toneが立ち上げたブランド「víz PRiZMA」のワークショップではアート表現を取り入れていて、そのパートを自分でも実習した時のことです。
最初は自分の過去をイメージした絵を一枚作ります。色使いはフィーリングでサッと決めました。

不安に包まれたポジティブな感情というイメージ。


二枚目もフィーリングで色を決めます。ここは現在の自分をイメージしました。

期待と喜び、アクティブなイメージ。


三枚目(ここでは自分の未来をイメージする)で完成なので、取り掛かる前に手を止めていま描いたものを観察することにしました。
一枚目と二枚目では同じマゼンタのカラーを使っていました。なんとなく自分の情熱や感情を表現するつもりでマゼンタを使ったのですが、二枚連続で使っているので、この色は自分自身なのかなと設定を修整。

初めはぼんやりとした想像でしかなかったものが描き終わって、ちょっと俯瞰して見ることで、そこに連続した意味付けが生まれて、はっきりした解釈におさまっていきました。実際の絵柄は変わらないのですが、後からの解釈で意味が足されたり強化されることを創作活動と同時進行で実感しました。

マゼンタ=自分であるならば、3枚目もマゼンタを使うことにしよう。ここはフィーリングではなく意図をもって選ぶことにしました。3枚目は、社会性をもって自分らしさが適切に表現できている。自分自身の持っている世界がより広がっている。そんなイメージです。

色をできる限り薄くのばし包み込むイメージ。

今回の三枚の絵を描くという活動を通して、自分の人生における過去と現在の関係や、現在が未来にどう影響するのかを仮想体験したように感じました。本当の体験ではないけどリアルさがあるということです。

過去の事実は不変ですが、現在から見下ろすことでその意味は変えられ続けているのだと思います。そういう点においては、過去は現在が作るものであるし、未来は現在という過去が作るものだと言えます。

外からは、けして見えない変化ではありますが、何かを作るという活動は自分なりの成果を与えるエキサイティングな喜びに満ちています。

完成。

今回は高橋がお届けいたしました。
最後までお読みいただきありがとうございます。

今回の作品は、現在進行中のクラウドファンディングのリターン「クリアファイル」として制作されました。
こちらのページに掲載中ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。

https://camp-fire.jp/projects/view/566192

百戦錬磨の先輩方のハードでラブリーな「ベンチャー道」

こんにちは。柿田京子です。
きょうは、先月参加させていただいたピッチイベント「シニアビジネスグランプリ」の、歴代ファイナリストの方々との懇親会でした。シニアとはいえ、ベンチャー道。先輩諸氏の「ベンチャーあるある」エピソードの数々をうかがい、びっくりしつつも、「みんなが通る道かぁ~」と、かなりの元気をいただいてきましたので、ここで少しだけ、おすそ分けしたいと思います。

【ベンチャーあるある 1】
1日20時間以上働くという、ハイパー高負荷生活を、連続1,000日以上続けている⁈

苦笑してしまいますが、これ、案外本当です。意識ある限り仕事に向かい、消耗して意識が落ちると眠り、覚醒するとすぐさま仕事に集中。もう生命力をすべて仕事に注ぎこんでいる日々。最近の自分も、かなりこんな感じです。
運動不足、リフレッシュ不足、「こんな毎日でどうしよう・・」と思ってしまいますが、心配することないですね。みんなそうなんです。こんな毎日の合間に、何とか食べて・寝て・運動もして、掃除・洗濯もこなし、生き延びていかなければ。そして、心ゆくまで仕事世界にDeep Diveしよう!と自らに言い聞かせ、きょうからまた、とことん仕事に向き合うエネルギーをジェネレートしたのでした。

【ベンチャーあるある 2】
A4用紙1枚で描ける話を実現させるのに、1,000枚以上の資料を準備する

そうなんです!これもきっと本当です。自分ではしっかりわかっているコンセプトを、人に理解してもらうには、想像以上努力が要るのです。ある方は、ご自身でOKと思われた1枚の試算表を人に解説するために、積み重ねて2センチにおよぶ膨大な説明資料を作成されたとか。人に伝え、理解してもらい、動いてもらうためには、ここまでの度外れた徹底的なエネルギー投入が必要なのです。ここまでやりぬかないと、企画は実現しないのですね。
自分たちはまだまだだなあと、この先の膨大な道のりを感じると同時に、世の中で実現しているすべての企画に、敬意を表して乾杯!

【ベンチャーあるある 3】
絶体絶命のピンチに100回以上直面する

日々是ピンチ。そう言われると、自分はまだ毎日というほどでもなく、甘いかな?と思ったりします。お金がない・人がいない・人の課題・時間がない・ノウハウがない・売上が立たない・不測のトラブルetc.、課題は無尽蔵。そんな絶体絶命の瞬間に向き合うたびに、すべきことは「笑うこと」だそうです。「考えれば考えるほど、悪い方にしかいなかい」「外に出て、爽やかに笑い飛ばして次へ行く」が、達人の教えでした。

大胆に、思慮深く、徹底的にやるしかないなと、改めて覚悟をさせてくれたイベントでした。やはり、仲間・ネットワーク、そこから得られるものの価値は測り知れなく、きょうの機会を下さった皆さまに感謝です。

クラウドファンディングに挑戦します!

こんにちは、高橋です。

毎日寒い日々が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
each toneでは新たなチャレンジとして
クラウドファンディングの準備を始めました。

我々の最初のプロジェクト「víz PRiZMA」(ヴィーズプリズマ)
をより多くの方々に知っていただくため。
ご意見やご感想をいただいて、応援していただけるように。
そして、よりよいブランドに進化させるため、
クラウドファンディングの企画を立ち上げようとしています。

「víz PRiZMA」は昨年、
会員制バーチャル墓地として始まりましたが
参加されるご本人に、作品作りを体験していただくため、
特別な一日のプロデュース、終活イベント的な要素を備えています。

そして想いをこめて制作した絵画と、
ご本人の虹彩情報を掛け合わせて生まれた作品は
藝術とテクノロジーを活用して
祈りや偲ぶ気持ちをどう具現化できるか、
後世に遺せるかという挑戦でもあります。

しかし企画タイトルは40文字制限!
どのような言葉を選べば簡潔にお伝えできるのか?

…アートで終活を楽しく、
 唯一無二の生体データとテクノロジーの活用、
 バーチャル墓地、メディアアートが作れる
 人生の時間を意識して、よりよく生きたいと願う
 「安心」のための準備のお手伝い…等々

様々なワードが頭を巡っているのですが
ひとつ軸になるのは、
「自分のことを自分で考え、決めたいという願い」
ここに藝術の力を借りながら、
楽しく取り組むお手伝いがしたい、ということ。
みなさまに「víz PRiZMA」の持つ世界観や
どのような魅力を提供できるブランドなのか
しっかりお伝えできるよう企画を整えてまいります。

クラウドファンディングのプロジェクト立ち上げは
3月初旬の予定です。
多くの方の目に留めていただけるように
頑張ります!

友達の輪

こんにちは。柿田京子です。

マスク生活も2年になり、未だ先行きが見えない中、東京オリンピック、北京オリンピック、様々な国際ニュース… 着実に「時」は進んでいます。不安な要素はあるものの、時が流れている、時代が変わりつつある、そんな風に吹かれている実感には、心地良いものがあります。空を見上げて風を読み、いま、本当にしなければならないことに精一杯力を注ごうと誓う日々です。

さて、きょうは少し懐かしいことを思い出しました。
みなさんは、「笑っていいとも!」ご存じでしょうか?タレントのタモリさんが30年以上メインパーソナリティを務められた、お昼のバラエティ番組。最近は、もうご存じない方も増えたかも知れません。新入社員の頃、勤務していた電話局のお昼休み、休憩室へ行くと決まってこの番組が流れており、先輩のみなさんとお弁当を囲みながら、タレントさんたちのお話に笑い合っていたものです。
この番組では、ゲストタレントが、自分の友達の中から次のゲストを選ぶ決まりになっていて、選んだ友達に電話をかけ、「明日、来てくれるかな?」「Yes~」でしめる定番のラスト。「友達の友達は、みんな友達だ。拡げよう、友達の輪!」がキャッチでした。シンプルですが、楽しいエネルギーを感じるいい言葉だなと、今頃改めて思い出したのでした。

「人との距離感」については深い議論がありますし、「孤独」も素晴らしく重要ですが、ネットワーキングのご縁には、やはり不思議な魅力があります。微力ながら精一杯、この「ご縁」を大切にしたいなと、切に感じるこの頃です。そんなご縁から、2つの情報をご紹介します。どうぞご覧ください。

【彩流社さんのWebマガジンが採り上げてくださいました】
ライターの伊藤ひろみさんとは、豊島区起業家のweb交流会でご一緒したのがきっかけで、この取材につながっています。

「起業」女子 〜コロナ禍でも前向きに生きる〜 第10回 – 彩流社 (sairyusha.co.jp)

【藝大DOOR: 修了生対話集に載せていただきました】
each tone設立のきっかけとなった藝大DOORプロジェクト。修了生の層も厚くなり、期を超えた交流が生まれ、こんな冊子になりました。

[修了生企画]修了生と教員による対話集 | DOORプロジェクト (geidai.ac.jp)

【Artists Interview ~藝術の力を社会へ~】#10

こんにちは、高橋です。

連続インタビュー企画【Artists Interview ~藝術の力を社会へ~】の10回目を更新いたしました。

今回は、アートとデザイン思考の講師としてセミナーを開講し、また自身もアーティストとして活躍される柴田雄一郎さんのインタビューです。

アート思考とはなにか、また新規事業立ち上げにどう生かすことができるのかなど貴重なお話を伺いました。

以下のリンクから、ぜひご覧ください。

Artists Interview #10 柴田 雄一郎(しばた ゆういちろう)さん

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