【ブランドリリース】

each tone は、2021年夏、「アーティストと創る、新しい“偲び”のかたち」と題し、「バーチャル墓地」サービスを開始します。ゴールデンウィーク明けのサービス内容リリースに先立ち、本日は、ブランド名「víz PRiZMA」(ヴィーズ プリズマ)、ブランドロゴ、およびブランドサイト(https://viz-prizma.com/)の公表です。

víz PRiZMA そして、いのちは”光”になる ロゴ

「víz PRiZMA」(ヴィーズ プリズマ)は、従来のお墓や弔いの概念を残しつつも、利便性と経済性を備えた藝術的な「バーチャル墓地」。生きている人の“いま”に寄り添い、終末期の暗くなりがちなイメージを払拭し、遠い未来に貢献する各種サービスを併せて提供します。

サービス内容の詳細リリースは、ゴールデンウィーク明け。5月に予約受付開始、7月にサービス開始。

「víz PRiZMA」(ヴィーズ プリズマ)は、ハンガリー語。「víz」(ヴィーズ)は生命を育む根源である「水」の意で、多くの宗教や地域で、この世とあの世を隔てるもの(川や海など)として登場します。「PRiZMA」(プリズマ)は、「プリズム」で、透明な光を、色どり鮮やかな可視光線に分光。本来は直進する光に角度をつけ、別の方向へ届けることができます。

死に着目するだけではなく、生きる時間にフォーカスし、人々が、それぞれ有する能力を最大限発揮して人生を謳歌できるよう、光の届かないところへ、プリズムのように光を届け、世界の一隅を照らすことができるようにとの願いを込めています。

【ブランドリリースに向けて 3】
生きた証は、“未来”に光をあてる

写真:新ブランドの世界観を創る(撮影:船木理恵 両国テラスにて)

1stプロジェクト「アーティストと創る、新しい“偲び”の形」について、3回シリーズで語っております。(1)限りある時間を大切にし、精一杯生きる“いま“に光をあてる。(2)終わりの中にあるプレリュード性に着目し、”最期“という闇に光をあてる。この2つをお話ししてきました。そして、きょうは、(3)生きた証は、”未来“に光をあてるというお話をしてみたいと思います。

私の部屋に、武者小路実篤の名言「君は君、我は我なり、されど仲良き」の色紙があります。書家であった祖母の筆によるものです。奇しくもeach toneの社名と同じ意味を持ち、折に触れ、私を大切な場所に立ち返らせてくれるこの作品。祖母が亡くなってもう20年以上経ちますが、私は今でも祖母の教えに守られ、力をもらうことがあります。21世紀を見ることのなかった祖母が、21世紀に生きる私を、確実に支えている。この感覚に、いのちの計り知れない力を思うのです。

作家の司馬遼太郎は、晩年に「21世紀に生きる君たちへ」を記しました。「歴史小説を書くことで、2000年以上を生きてきたようだ」と称する司馬が、自身の限られた時間が21世紀に届かないことを思いながら、子供たちに「もし、『未来』という街角で、私が君たちを呼び止めることができたら、どんなにいいだろう」とつぶやく。そして、「いつの時代になっても、人間が生きていくうえで、欠かすことができない心構え」にふれた後、「君たちの未来が、真夏の太陽のようにかがやいているように感じた」と締めくくります。祖母と同じく、21世紀を見ることのなかった司馬遼太郎が、小学校の国語の教科書用に書いたこの熱いメッセージに、今でも励まされている方は多いのではないでしょうか?

あなたがここに居なくなっても、残された人々は、あなたが居たことで、心に光を灯すことができる。あなたが生きた証は、接した人を通じて、残した作品を通じて、遠い未来へ繋がれていきます。その意味で、限りあるいのちは、永遠なのです。

明日のブランドリリース、どうぞご期待ください。柿田京子でした。

【ブランドリリースに向けて 2】
終わりは、いつもプレリュード

学生時代に所属していたオーケストラでは、年3回の定期演奏会がありました。ひとつの演奏会が終わり、多くのお客さまの熱気とたくさんの花束に囲まれて打ち上げ、深夜の部室に片づけに戻ると、そこには決まって、次の演奏会に向けて譜面をさらいはじめる熱心なメンバーらの姿がありました。終演の余韻にひたりつつ、新しい旋律の断片を耳にしながら、たとえどのように盛り上がろうとも、あるいは落ち込もうとも、時間は粛々と流れ、自分たちはその流れに運ばれていくこと。そして、終わった演奏会での学びは、もれなく次につながっていくことを感じていました。

生きることの終わりに何があるのか? いのちは、この世から消えてどこへ行くのか? いま生きている私たちは、だれもその答えを知りません。

古代より、死後の世界を描いた作品は数知れず、多くの人々が、この世を去ってからの幸福と安泰を願って努力を惜しまず、時には「不老不死」や「永遠のいのち」を求めたりもしました。生と死をめぐるテーマは、とめどもなく膨大で広範で深く、どんなに頑張っても語り尽くせないでしょう。

この、だれもが必ず経験するけれども、まだだれも経験していない事象。人間には「未知のものが怖い」という本能があるが故に、時には、いのちの終わりを忌み嫌ったり、覆い隠したりしたくなるのでしょう。わからないものは、わからない。でも、できることなら、未来に対して、たとえそれがいのちの終わりという未来であったとしても、そこに一筋の希望の光を、見出だしたいものです。

私たちの1stプロジェクトでは、いのちの終わりをだれもが迎える摂理として受け止め、旅立つ人にプレリュードを奏でたいと思います。安穏な旅立ちばかりではないでしょう。それでも、終わりにはいつも、輝きに満ちた次が内包されている。その原理原則を胸に、スポットライトのあたる階段を一歩一歩上っていくように、このだれもが通る道を、慈しみたいと思います。

3月25日のブランドリリース、どうぞご期待ください。柿田京子でした。

【ブランドリリースに向けて 1】
“限りある時間”を、より良く生きる

3月25日のブランドリリースに先駆け、1stプロジェクト「アーティストと創る、新しい“偲び”の形」について、今週から来週にかけ、全3回で語っていきたいと思います。きょうは、“限りある時間”について。

人生100年時代と言われるようになりました。昔は、ひと仕事して終わるはずだった人生が、もうひと仕事できるくらい残っている。そんな人生後半部分を、どのように生きていくのか? 健康、生きがい、仕事、お金、家族、地域、社会…。これまでの人生設計論とはひと味違った、新たな時間軸での生き方が、様々に議論される時代となるでしょう。

その一方で、私たちは、自分の人生がどこまで続くのか、実は全くわからないのです。もともと人間は、自分の死を意識しないようつくられている生き物だそうです。本当は、いつ終わるかわからない命だけれども、「自分は死なない、老いない、病気にならない」と感じる。そして時には、死という自然現象を忌み嫌い、覆い隠すように暮らします。それは、意思や意識の範疇ではなく、自然の摂理なのかも知れません。

「生を明らめ、死を明らむる」という言葉があります。「明らめる」とは、事実をあるがままに見て受け入れること。生きるとはどのようなことか、死とは何か、しっかりと意識して、いま何をすべきか考えることが大切だという教えです。死が特別なのではない。私たちは皆、“いつ死ぬかわからない生”を生きているのです。他人も、自身もまた、やがて尽きる“限りあるいのち”だと心の底から認めたとき、人はようやく、他人を受け入れ、己を活かせる出発点に立てるのではないでしょうか。

さて、あなたは、自身の“限りある時間”を感じていらっしゃいますか? 残りの時間で何をなさいますか? 

私たちの1stプロジェクトでは、終わりを見据えることで、やがて尽きるいのちを慈しみ、「“限りある時間”を、より良く生きる」ことに光をあてていこうと思っています。これまでの「終わり」の概念を超えて、私たちのプロジェクトが、あなたの人生に、もう一筋の光を届けることができればうれしいです。

3月25日のブランドリリース、どうぞご期待ください。柿田京子でした。

3月25日、新ブランドをリリース予定

each tone 合同会社は、2021年夏より、1stプロジェクトを始動します。

“いのちの終わり”をテーマとしたこのプロジェクト、「アーティストと創る、新しい“偲び”の形」に、どうぞご期待ください。

サービス開始に先駆け、2021年3月25日、ランディングサイトを公開し、ブランド名とロゴをリリースします。お墓と供養の歴史に新たな1ページを加える、洗練されたブランドをご用意しました。どうぞお楽しみに。

© 2020-2022 each tone LLC. All rights reserved.