エンディング産業展レポート 「víz PRiZMA」オンライン説明会 ご参加者より

6/9(水)〜11(金)に東京ビックサイトで開催されたエンディング産業展に、弊社の1stプロジェクト「víz PRiZMA」を出展。その様子を先々週、弊社下邨から別投稿にてご報告させていただきました。

「víz PRiZMA」は会員制のサービスで、現在ご興味を持っていただいた方々に向けてオンライン説明会を設け、サービスのご紹介、Q&Aを実施しています。その初回にお越しいただいたご参加者のお一人が、エンディング産業展の「víz PRiZMA」のブースにも立ち寄ってくださり、その後オフィスにも遊びに来てくださいました。そしてこの度、ご本人のブログで“エンディング産業展「víz PRiZMA」”についてレポートしてくださいましたので、ご紹介させていただきます。

私たちのサービス・想い・世界観をこのように捉えて形にしていただき、勉強になると共に、とても嬉しく思います。ぜひ、ご覧ください。

【エンディング産業展③】生きた証をアートで遺す、バーチャル墓「víz PRiZMA」

おはかんり」 サイト

「víz PRiZMA」、エンディング産業展@東京ビックサイトでデビュー

先月each tone最初の事業として発表、現在目下ブランドサイトオープンに向けて準備中の、バーチャル墓地新ブランド「víz PRiZMA」。この度、6月にエンディング産業展への初出展が決まりました。

エンディング産業展とは、葬儀・埋葬・供養に関する、設備・機器・サービスの集まるエンディング産業に関する専門展示会。葬祭業・墓苑・霊園管理者、寺社仏閣の宗教関係者、自治体の生活衛生関連の方々が、全国から28,000人、東京ビックサイトに集います。

歴史ある業界の盛大な一大イベントで、バーチャル墓地サービス「víz PRiZMA」を、どのような形でデビューさせるのか? 

藝術ベンチャーならではのアイディアと技を駆使し、サービス名「víz PRiZMA」の意である「水」と「プリズム(光)」を用いたインスタレーションで演出すべく、準備を進めています。

“「víz PRiZMA」の世界観”を多くの方々に知って、感じていただき、ひいてはこの展示会が、7月の「víz PRiZMA」サービススタートに向けて大きな後押しとなることを願いながら、社内一同チームワークで臨みたいと思います。

以上、本日のご案内担当は船木でした。

エンディング産業展(セレモニージャパン)
2021.6.9(水)・10(木)・11(金) 10:00〜17:00
東京ビックサイト青海展示棟 B棟
http://ifcx.jp/

「船木理恵の “Artists in RiESIDENCE”」がスタート

artists in riesidence logo

今月より、「船木理恵の “Artists in RiESIDENCE”」コーナーをスタートします。

〜藝術の力を社会へ〜の企業理念のもと、私、船木理恵がアーティストにインタビュー。様々な領域の「藝術の力」を発揮するアーティストについて、each toneのHP上で特設コーナーを設け、ご紹介していきます。

本企画をどのようなインタビューにしていくのか、思いを巡らせました。

each toneらしい、each toneだから、そして今の私だからこそできるインタビュー企画とはなんだろうか? そう考えた時、ここ1年程の時間や、その中で出逢った人たちの姿が思い浮かびました。

体の中に存在する熱い信念、フィロソフィーや独自の感性。それらを藝術の力とアート思考を用いて、時に周りを巻き込みながら、そのエネルギーを人々や社会に浸透させ還元させていく「アーティスト」が、何を想い何を考えているのか? 

これまでの軌跡・苦難・転機、また未来にもスポットを当て、ご紹介していきます。

RESIDENCE(レジデンス)に” i ”を込めた”RiESIDENCE”という名の”舞台”に、welcomeの気持ちでアーティストをお迎えできるように。

私の瞳越しに映るアーティストの姿とストーリーが、記事を読んでくださっている皆さんの五感に響くように、お伝えしていきたいと思います。

第1回目のインタビューは今月下旬、どのようなアーティストが登場するのか? どうぞ楽しみにお待ちください。

修了を目の前にして

皆さまこんにちは、船木です。3月に入り、ご自身やご家族の卒業シーズンを迎えられている方も多いでしょうか。私も、each tone創業メンバーとの出逢いの場にもなった東京藝大DOORプロジェクトを、1年間の履修期間を経て今月末に修了します。

コロナ禍の中、スタートも最終講義もオンラインとなった今年度。時間的・物理的な制約を超えて自由度が増したことにより生まれた、新たな学びを体験しました。今までなら制約があり難しかった方の受講も実現したでしょう。

一方、世の多くの方々がそうであったように、時と空間を共にしたくてもすることができない感覚を常にどこかに抱き続けたまま、修了式を迎えることになりました。コロナ禍以前に受講したeach toneの他2名のメンバーから様子を聞く度、羨ましく思うこともありました。

1月末、最終講義が終わりパソコンから「退出」した後。クラスでのざわめきも打ち上げも無い静かな自宅で、どこか宙に浮いていて感情が追いついていかない。

その何とも言えない感覚を埋めたい気持ちもあり、プロジェクト同期の「修了とこれから」に向けた実行委員に手を挙げました。キックオフミーティングに集まった他の受講生からもヒシヒシと伝わってくる、「このまま終わりたくない」「もっと繋がりたい」「ここからまた、はじめたい」という想い。急遽の招集にも関わらず、職場からの参加も含めほぼ全員が集っていたのです。

“会えないもどかしさがあったからこそ、繋がりたい気持ちが溢れ出てくることに気が付いた”

“対話を重ねることが難しかったから、これからもっと知っていきたいと思った”

この1年間抱えてきたもどかしさをも包み込んで、これから少しずつ、新しい繋がり方を探していきたいと思います。

東京藝大DOORプロジェクト:Diversity on the Arts Project…「アート×福祉」をテーマに「多様な人々が共生できる社会」を支える人材を育成するプロジェクト。社会人と藝大生が一緒に学ぶ。

公式サイトはこちら

地中に咲く花

皆さまこんにちは、船木です。本日はある本を読み終えての所感をお話ししたいと思います。

アート思考。教養知識としてのアートや作品についての上手下手の評価ではなく、「作者はどのような視点と意図でこの作品を制作したのか」「作品を前に自分はどのように感じるのか」「そう感じたのはなぜだろうか」ということを深堀りしていく本書。

「当たり前だと思っていたことも、はたして自分自身の視点と基準で本当にそう思っているのだろうか」ということに疑問を持つ。自分自身に問い、その問いを丁寧に繰り返していくことで自分の内側にある“興味のタネ”が何なのかに気付き、そのタネから”探求の根”を地中に下ろしていく。

私自身、美術や音楽、舞踊といったいわゆる”アート”を極める道を歩んできたわけではなく、専攻や経験してきた仕事がクリエイティブな業界業種だったかと問われれば、それも”No”だと思います。しかし、アート思考とは限られた一握りの人々のものではなく、誰の中にでも存在していて、例え今は眠っていたとしても呼び覚ますことができる。本書読了後、改めてそう感じました。

以前から、私は人一倍「今何を感じているのだろう」「どうしてそう感じたのだろう」という問いや興味を持ち、不器用ながら自分なりに咀嚼しようとしてきたように思います。世の中や周りの価値基準に、自身の考えを当てはめようとしてうまくいかないことも多々ありました。しかし周りからの手ほどきも受けながら、少しずつ、確実に、自分の内側の”興味のタネ”を見つけ、”探求の根”を地中に下ろしていることを実感する今日この頃です。

たとえそれが、周りからは咲いていないように見えたとしても、自分すら気付かない”花”であったとしても、タネから根を伸ばす過程そのものが”花”であると私は思うのです。

あなたの”興味のタネ”は、何なのでしょう?
その”タネ”にどのようなお水や栄養を与えて、”探求の根”を地中に下ろしていき、どのような”自分だけの花”を咲かせたいですか?
問いや興味を持った方。よろしければこちらの本を手に取りつつ、ご自身の内側へと想いを馳せてみてください。

末永幸歩/「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考/ダイヤモンド社/2020

“ただいま〜”のオフィス

RYOZAN PARKの看板

皆さまこんにちは、船木です。
今日は私たちがお世話になっているシェアオフィスを運営されているRYOZAN PARKさんをご紹介しつつ、創業からちょうど1ヶ月経った今、感じていることを言葉にしたいと思います。

RYOZAN PARKさんは、「働く」「学ぶ」「暮らす」「育てる」の新しい形を提案しているコミュニティです。私たちeach toneは「働く」の部分、シェアオフィスでお世話になっています。アートがお好きで懐も体も存在感も大きなオーナーさん、気さくでヘルプフルなスタッフの皆さん、職業・世代・国を超えた利用者さんなど、多様な方々が不思議と混ざり合いながら空間を共にしています。起業という未開の地に足を踏み入れ、分からないことや戸惑うことも多い私たちに、オーナーさんやスタッフさんは気さくに声をかけ、機会や人を紹介して応援してくださいました。実際にこちらからのご縁が繋がることもあり、少しずつ未開の地を切り拓いて進んできています。
RYOZAN PARKの元となった”梁山泊”は、中国山東省の沼沢が舞台の『水滸伝』に由来し、「優れた人物たち・有志の集まる場所」として使われます。RYOZAN PARKという光の集まる場所で、私たちeach toneはプリズムとして、明日を虹色に照らしていきたい。

東日本大震災後にコミュニティを立ち上げたオーナーさんは、社会が元気になるには多様性を受け入れるコミュニティが必要だと考えたそうです。

「まずは自分の周りにいる人から元気にする。最初は小さな流れでも、同じ想いをもった仲間が集まれば、いずれは川の流れのようになり、社会を変える動きにつながると信じています」

当時のように、なかなか先の見えない状況に世界が直面する今、会社を立ち上げることになった私たち、each tone。「〜藝術の力を社会へ〜」という企業理念やフィロソフィー、想いや目指すところが双方に通ずるものがあり、ここで新たな出発ができたことに大変感謝しています。

心地よい空間でメンバーと頭をひねりながらアイディアを出し合い、語り合い、時にインスピレーションが降り、一人集中して過ごし、様々な人と出逢い、助けを得て気付けばあっという間に1ヶ月が経っていました。2ヶ月目のスタートを迎えた今日、気持ちを少し新たにして、「”ただいま〜”のオフィス」から新しいものを創り出していきたいと思います。

RYOZAN PARK
https://www.ryozanpark.com

赤い世界に魅せられて

東京都現代美術館写真

皆さまこんにちは、船木です。

前回までの投稿がかっちりとした内容だったので、今回は毛色を変え、ややカジュアルにまいりたいと思います。

先日メンバー3人で、Chief Designing Artist下邨推薦の「石岡瑛子展覧会 血が、汗が、涙がデザインできるか」を観に東京都現代美術館へ行きました。

見応えある多くの作品がある中で、彼女が衣装を手がけた映画『ドラキュラ』の展示が脳裏に残っています。煌びやかな衣装を纏った俳優陣がそこに存在しているかのような空間。そこに浮かび上がるドラキュラの”赤いローブ”。一見ドラキュラを想像しにくいトランスセクシャルなその赤いローブは、「今までの当たり前」を塗り替え、彼女の意思やこだわりの新たな世界観が表現されているようで、今までとは異なる新しい道を進み始めた今の私自身を重ねていたのかもしれません。ローブのエンブレムや、他の衣装に散りばめられた鳥や虫や動物達の姿も不思議で、多様な存在が共存している世界がファンタジーにもリアルにも感じられ引き込まれました。

創業したばかりの今のタイミング。背中を押していただけたように感じながら、鑑賞後半ば放心状態だったところをメンバーが迎えてくれました。この日この場で感じたことがいつか血となり、汗となり、涙となって人生をデザインできる日がくることを祈りながら、前に進みたいと思います。

会期期間は2/14(日)までで事前予約制。よろしければ、足を運んでみてはいかがでしょうか?

石岡瑛子展覧会 血が、汗が、涙がデザインできるか」 
東京都現代美術館 2021.2.14(日)まで
東京に生まれ、アートディレクター、デザイナーとして、多岐に渡る分野で新しい時代を切り開きつつ世界を舞台に活躍した、石岡瑛子(1938-2012)の世界初の大規模な回顧展。

「藝術」という表記へのこだわり

はじめまして、each tone の船木です。これからどうぞ、よろしくお願いいたします。

私たちeach toneは、〜藝術の力を社会へ〜と企業理念にうたっているように、「藝術」という旧字体を意図的に使っています。今日の常用漢字では「芸術」の方が一般的。それでもあえて、「藝術」とすることにこだわりました。「藝」と「芸」の意味合いや、”Art”が訳され「芸術」と表記されるように至った背景を知ることで、私たちがイメージするのはまさに、「藝術」であるという結論に至ったからです。

  • 〈藝術〉は、そもそも、明治期に西周(にしあまね)が”Art”を訳すにあたり、作った語
  • 当初、西は〈藝術〉としたが、のちに、その略語として〈芸術〉が普及した
  • 「藝」の意味とは「ものを種える」(うえる、植える)の意味
    「人間精神において内的に成長してゆく或る価値体験を種えつける技」
  • 「芸」の意味とは農業用語、音読みは「うん」、訓読みは「くさぎる」、「草を刈り取ること」の意味
  • つまり、「芸」の語は、「原意の藝とは反対の意味を持つ字」
〈出典:今道友信『美について』講談社現代新書 1973年 p6, p75-p76〉

戦後間もなく制定された当用漢字の中で、「芸」は「藝」の略字と定められました。人々が文字や言葉の成り立ちを知った上で普及していったのではなく、国家施策として定められたものがそのまま定着した。そんな歴史があったのです。

私たちは、一人一人の持つ可能性の”チカラの種”を見付けて、藝(う)えていきたい。藝えられた”チカラの種”たちが集まって、予想を超えたカタチで芽吹いていく。その先には一体、どのような世界が待っているのでしょう? 田畑に降り注ぐ豊かな太陽の光のように、大地に潤いをもたらす雨水の滴のように。「藝(わざ)を携えながら、藝える存在になっていきたい」。

〜藝術の力を社会へ〜 私たちeach toneは、それぞれの”チカラの種”が集まって、まさに藝えられたばかり。これから皆さんの”チカラの種”と一緒になって、芽吹いていく世界を楽しみにしています。