赤い世界に魅せられて

皆さまこんにちは、船木です。

前回までの投稿がかっちりとした内容だったので、今回は毛色を変え、ややカジュアルにまいりたいと思います。

先日メンバー3人で、Chief Designing Artist下邨推薦の「石岡瑛子展覧会 血が、汗が、涙がデザインできるか」を観に東京都現代美術館へ行きました。

見応えある多くの作品がある中で、彼女が衣装を手がけた映画『ドラキュラ』の展示が脳裏に残っています。煌びやかな衣装を纏った俳優陣がそこに存在しているかのような空間。そこに浮かび上がるドラキュラの”赤いローブ”。一見ドラキュラを想像しにくいトランスセクシャルなその赤いローブは、「今までの当たり前」を塗り替え、彼女の意思やこだわりの新たな世界観が表現されているようで、今までとは異なる新しい道を進み始めた今の私自身を重ねていたのかもしれません。ローブのエンブレムや、他の衣装に散りばめられた鳥や虫や動物達の姿も不思議で、多様な存在が共存している世界がファンタジーにもリアルにも感じられ引き込まれました。

創業したばかりの今のタイミング。背中を押していただけたように感じながら、鑑賞後半ば放心状態だったところをメンバーが迎えてくれました。この日この場で感じたことがいつか血となり、汗となり、涙となって人生をデザインできる日がくることを祈りながら、前に進みたいと思います。

会期期間は2/14(日)までで事前予約制。よろしければ、足を運んでみてはいかがでしょうか?

石岡瑛子展覧会 血が、汗が、涙がデザインできるか」 
東京都現代美術館 2021.2.14(日)まで
東京に生まれ、アートディレクター、デザイナーとして、多岐に渡る分野で新しい時代を切り開きつつ世界を舞台に活躍した、石岡瑛子(1938-2012)の世界初の大規模な回顧展。